ヴェルディ La Traviata

ヴェルディのオペラ、La Traviataの主人公ヴィオレエッタ・ヴァレリーによってこのオペラの成功は左右されるのではないでしょうか。。。
オペラのソプラノ歌手の役柄には病気がちなはかなげな女性像が多いと思いますが、ヴィオレッタはもちろんその代表者。
肺の病気をかかえながら人生を享受しようとする破滅的な一面、アルマンとの純愛に生きる可憐な姿・・・そしてまだ20代前半にしていろいろなことを経験している大人の女性。。。
歌唱力と美しさも必要とされるこの役はきっと歌手の皆さんの憧れなんだろうな~と勝手に想像しています(笑)

b0207922_8105785.jpgヴィオレッタ歌いとしてはもちろんマリア・カラス!
残念ながらCDしか聴いたことはないですが、彼女の2幕のアルマンの父との2重唱は涙が出そうになります。

b0207922_8123394.jpg先日ミラノスカラ座の公演、アンジェラ・ゲオルギュー主演のLa Traviataを観ました。
ゲオルギューは現代のヴィオレッタ代表になってきているな~と思いました。
美貌はさながら演技力のある彼女は音楽だけではなく演劇としても楽しませてくれます。

このオペラは乾杯の歌がとても有名で、結婚式の定番になっていますが(笑)その他、それぞれの心情を歌いあげる重唱もとても魅力的です。
私はこのオペラが大好きでもう何度も観ていますが、自分がどんな風に恋人を愛するべきなのか・・・ってことを考えさせてくれるお話です。
どんな楽器を演奏する時も「うたう」ということが大切ですが、オペラでは様々な感情を音楽に込めて歌手の皆さんは歌っているのでとても参考になりますよ♪
これからもいろいろなオペラを観てピアノの音色を探していきたいと思います(^^♪

小説☆デュマ・フィス「椿姫」
バレエ★Die Kameliendame
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# by myrten-ami | 2011-05-13 08:16 | Oper☆オペラ

デュマ・フィス「椿姫」

先日京都の法然院で椿の美しさに感動した私・・・とっても単純ですがデュマ・フィスの「椿姫」を読みたくなってしまいました。

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ドイツの音大での音楽学の授業でオペラについてレポートを書き、発表をするという課題でも迷わずヴェルディのLa Traviataを選択しました。

b0207922_7531765.jpg恋愛小説の中でも1番涙する小説ではないか!と、私は思っています。
誰かに愛されるよりも愛することを選択する主人公、マルグリット・ゴーチエ。
高級娼婦でありながら純粋なアルマンとの純愛を貫こうとしますが・・・。

小説の中にはマルグリットと同じ高級娼婦マノンが主人公の「マノン・レスコー」が挿入されています。
こちらもオペラやバレエの題材としても有名。
マルグリットとマノン。
2人の高級娼婦はどのような恋愛観を持っているのか・・・比べ読みするのもなかなかおもしろそうです(*^_^*)

ピアノ弾きにとって興味深いシーン。
マルグリットがウェーバーの「舞踏への勧誘」を練習していますが、いつも同じ所でひっかかってうまくいかない様子。
両腕を組んで地団太を踏みながら「ウェーバーも楽譜もピアノもみんな悪魔に持って行かれるがいい!」なんて暴言も(笑)
ふふ、気持ちはわかりますけどね。

さて皆さんはどの瞬間に恋に落ちますか?
きっと誰でも一瞬の内に恋に落ちてしまった経験はおありではないでしょうか?
最後に私の好きなマルグリットの台詞をご紹介します。

誰にだってあたし、あなたみたいに早く身をまかせたことはないわ。
まったくよ。
どうしてかといえば、あなたはあたしが血を吐くのを見てあたしの手を握ってくれたからなのよ。
泣いてくださったからなのよ。
あたしのことを心から悲しんでくれたのは広い世間であなたたった1人なの。


こんな瞬間、人は恋に落ちるんですね(^_-)-☆

オペラ☆ヴェルディ La Traviata
バレエ★Die Kameliendame
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# by myrten-ami | 2011-05-10 07:57 | Buecher★本

1840年9月12日の結婚式の前日、シューマンは「愛する花嫁へ」と書いた新しい歌曲集を、純潔の象徴であるミルテの花で飾ってクララに贈りました。
ミルテという花は前作であるリーダークライス作品24の終曲 Mit Myrten und Rosen ミルテとばらで にも取り上げられています。
歌曲集「ミルテの花」はやっと愛するクララと結婚することができるシューマンの幸せと愛で溢れている作品です。
7人の詩人の26の詩に曲がつけられています。
女性、男性それぞれが歌う作品もあるので連作歌曲として演奏すよりも抜粋で歌われることが多い歌曲集です。
特に「献呈」「くるみの木」「はすの花」などは音楽大学でのレッスンでも重要なレパートリーに数えられるのではないでしょうか。
歌曲集全体で思想、音楽的な構成はありませんが第1曲「献呈」と終曲「エピローグ」はどちらもリュッケルトによる詩で始まりと終わりを結びつけています。

b0207922_16155050.jpgオススメCDは何と言ってもバーバラ・ボニー。
残念ながら4曲のみの録音ですが、特に人気のある4曲をボニーの美しい歌声で聴かせてくれます。
残りの女性曲はエディット・マティス、男性曲はペーター・シュライヤーもオススメです(^^♪

1. Widmung 献呈
2. Freisinn 自由な想い
3. Der Nußbaum くるみの木
4. Jemand ある人
5. Lieder (1) 歌曲(1)
6. Lieder (2) 歌曲(2)
7. Die Lotosblume はすの花
8. Talismane お守り
9. Lied der Suleika ズライカの歌
10. Die Hochländer – Witwe 高地のやもめ
11. Lied der Braut (1) 花嫁の歌(1)
12. Lied der Braut (2) 花嫁の歌(2)
13. Hochländers Abschied 高地の人のわかれ
14. Hochländisches Wiegenlied 高地の子守歌
15. Aus den hebräischen Gesängen ヘブライの歌から
16. Rätsel 謎
17. Zwei Venetianische Lieder (1) ヴェニスの歌ふたつ(1)
18. Zwei Venetianische Lieder (2) ヴェニスの歌ふたつ(2)
19. Hauptmann’s Weib 隊長の娘
20. Weit, weit 遠くはなれて
21. Was will die einsame Träne 孤独な涙
22. Niemand だれにも
23. Im Westen 西の方に
24. Du bist wie eine Blume きみは花さながらに
25. Aus den östlichen Rosen 東方のばらの花から
26. Zum Schluß エピローグ
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# by myrten-ami | 2010-12-21 16:17 | Schumann☆シューマン

1840年9月12日♪

今から170年前・・・ロベルト・シューマンとクララ・ヴィークが結婚しました。
2人の結婚はとてもロマンティック!!!
シューマンがピアノの先生の娘だったクララと初めて出会ったのは彼女がまだ9歳だった頃。
次第に少女から美しい女性へと成長していくクララに魅せられたシューマン、彼が作りだす文学と音楽が融合した詩的な世界にすっかり夢中になったクララ、こうして2人は愛し合うようになりました。
シューマンが作曲した作品をすでに女流ピアニストとして活躍していたクララが初演する。。。
何とも素晴らしいカップルですよね(^_-)-☆
しかし!
作曲家という職業はなかなか不安定なもの・・・クララの父ヴィークは2人の結婚に猛反対!!!
何と裁判沙汰にまで発展しちゃいますが・・・2人は1840年9月12日にめでたくこちらの教会でひっそりと(!)結婚したのでした。

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こちらの教会、ライプツィヒの中心地からトラムに乗って30分くらい行ったところにあります。

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聖ニコライ教会や聖トーマス教会で派手に結婚式をあげず、小さな教会で2人だけの世界を創り上げるところ・・・ふふふ、シューマンは本当にロマンティストですね。

b0207922_8372499.jpgさて、私がこちらのブログのタイトルにもつけたMyrten(ミルテ)。
ミルテ(日本語は銀梅花)は純粋、花嫁の象徴とされるお花。
シューマンは26曲からなる歌曲集「ミルテの花」を結婚式の前日にクララにプレゼントしています。
このステキな歌曲集からじっくりとまた勉強を始めたいと思います(^_-)-☆
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# by myrten-ami | 2010-09-12 08:41 | Schumann☆シューマン

ドイツリートの部屋 *Myrten* へようこそ♪

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ドイツリートの魅力は詩と音楽が一緒に創りだす世界。
オーストリアで初めてドイツリートの素晴らしさを知り、大学でたくさんのリートの勉強をし、ドイツで本場のリートに触れることができました。
そしてこれからももっと深くドイツ語と音楽の世界に入り込んで行きたいと思っています。
モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、ブラームス、リヒャルト・シュトラウス、そしてヴォルフなど・・・それぞれの作曲家の魅惑的なドイツリートの世界をどうぞごゆっくりお楽しみください♪

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# by myrten-ami | 2010-09-11 22:06 | Willkommen♪